2009年4月12日日曜日

エクストリームシリーズ那珂川大会 その2

CP4→CP5(卯の木近辺の尾根上にある)※続き

ビーノの案でCP5を登って取るのではなく、一度
花立峠まで登ってから尾根を下りてCP5を取ろう
ということになる。沢沿いの山道をMTBを担いで
上っていく。「沢沿いの山道」ではなく、枯れ沢
そのものである。かなり進んでから沢の向きが南
を向いていることにビーノが気付く。本来は東に
向かっているはずがなぜか南に向かっている。
沢の向きを確認しながら進むことの重要性を再認
識する。それで一度、舗装路まで戻ってから、
花立峠まで舗装路をMTBでヒルクライムすること
に。標高差100mUPのヒルクライム。にしもやまさ
んが辛そうである。とにかく、気温が高く、直射
日光を浴びるので水分の補給を細めにすることを
気をつける。花立峠から分かりやすい尾根を下りて
CP5をGET。同じやり方をしているチームも多い。

CP5→CP6(花立峠)

CP6は峠でSTAFFが待っている。チェックを受けて
順位を確認すると25位に転落している。
う〜む。今日はこういう日らしい。


CP6(花立峠)→CP7(花立峠から北北西に500m(直線で))

CP7を地形図上で確認すると道がつながっていない
ことになっている。CP5でさんざんやられた我々は
舗装路にMTBをデポし、ランでCP7に向かうことに
する。尾根に出るとしっかりとした林道があった。
当然、MTBの方が速い。選択が裏目裏目に出ている。

CP7→CP8(観光やなひのきや)

CP8の関門時間は13:30。CP7時点で13:05になっている。
デポしてあるMTBまで戻り、舗装路を急いで下る。
CP8到着は13:20過ぎ。ぎりぎり。
CP8は那珂川でのカヤックセクション。一人づつ順番に
やっていく。3人ともスムーズに終了。川の水で体を冷やす
ことができた。改めて、体がオーバーヒートしてるんだと
気付く。カヤック終了時点で16位にジャンプアップ。

CP8→CP9(林道の終点)

今回のレースは関門が2つある。2つ目の関門はCP11で
15:30である。今までの経験的に言って、第1関門でぎりぎり
だと第2関門には間に合わない。

カヤックを終わって、ここからRunのセクションになる。
走り出そうとした、その時、かいちょーの太ももが激しい
痙攣に!しかも、両足!!しゃがむと治まるものの立ち上がる
と激痛!ここで「ワ」奥義の安全ピン刺しを実行する。
安全ピンで痙攣している筋肉周辺をちくちくさせるとなぜか
痙攣が治まることがある。が、内出血を伴う「危険行為」である。
やってみるものの痙攣が治まらない。やれることはなんでも
やってみようってことで、パワージェル(梅)とMUSASHI粉末
を飲む。MUSASHIはおいしくない、というかマズい。
が、MUSASHIを飲んで走ってると痙攣が治まった。

ゆっくりでも走る。CP9で先行しているチームに追いつく。

CP9→CP10(CP9から南東に750m(直線で))

CP9は明らかに取らせるCPでCP9→CP10は高度なナビ能力が
試される。なんせ、CP9は地形図上だと林道の終点である。
舗装路に戻って、グルっと回る安全パイのコースもできるけど
それをやると確実に間に合わない。

ここでビーノの神業的なナビ能力が発揮される。現在地の確認
で止まってる他チームをどんどん抜いて、ピークをつないで
どんどん進んでいく。(地形図上には道はないが、ピークに
国土調査の印が埋め込んである)
爪でひっかいた程度のほっそーい道をつないでいく。
薮漕ぎじゃないのがありがたい。

CP10まで現在地確認のために足を止めることがなかった。
BOXに入ってるカードの枚数は10枚にも満たない。
このCPゲットはかなりうれしい。

「走れば次の関門に間に合う!!」とビーノ。
やっぱそうなるのね。いきなり現実に戻された感じ。
太ももの痙攣が戻ってきたよ。

次回、最終話で、にしもやまさんの体に異変が起こります。
ドクターがゆっくり息を吐いてーと指示が。
+新婚といえば、あれですよ、あれ。

5 件のコメント:

ビーノ さんのコメント...

CP5では、KIWAMIが尾根から降りてきているのを見て、CP5は尾根をかなり進んだ先にあるのではないかと思ったのです。
だったら下からピストンするよりも、先に峠まで登ってから取りに行ったほうがよいと判断したわけです。

でもKIWAMIが尾根から降りてきたのは、そこが違う尾根だと気付いたからだったんですね。
てことは、その時点ではCP5を取っているチームは(おそらく)いなかったことになる。
チャンスだったわけだよね。

それに間違いに気付いた後、ロードで花立峠まで登るのは良かったとしても、CP5はかいちょーの言うとおり、ロードに降りる前にピストンで取っておくべきでしたね。

にしやん さんのコメント...

あー早く続きが読みたい!
って私出場してたけど。(^^)
それくらいドラマがあったのです!

このメンバの組み合わせは初でしたが、
いつもとは違ういろいろな面が見えてまた面白かった。
地図読みはほぼ一人でビーノ君の負担が大きかったけど、CP10までのアプローチは本当にすばらしかったです。
会長はひときわバテてた私をずっとケアしてくれていましたね。どうもありがとう。

あけち さんのコメント...

最近のビーノの充実ぶりには目を見張るものがありますね。元々素地はあったんだなあ、きっと僕が気付かなかっただけで。
感心しています。

それにしてもいいところで引きが入ったなあ…
会長は仕事を休んででも続きを書くべき(笑)

しろ さんのコメント...

こんにちは。SEVENHILLS blackから参戦した、しろでございます。
会長、N本さん、にしもやまさん、お世話になりました。飲み会ぶりにレース会場でお会いできてうれしいです。
こちら一時期は14位まで行くのですが、部分完走の最終走者です(汗)。
CP5、CP6はMTBをおいて徒歩でゲット。
CP10はかなり苦戦しました。スムーズに取るなんてすごい、山歩きでもっと修行してきます。
続きレポを楽しみにしておりますよ。

たけぷー さんのコメント...

那珂川おつかれさまでした。
自分たちもCP5では迷わされました。
尾根に取り付く前にコンパスで確認すべきだった・・・
後半の追い上げは見事だなぁ
次の奥多摩もがんばろう!!