2008年10月18日土曜日

たった一人のハセツネ

先週の本番に引き続き、今日も向かった先は武蔵五日市。
浅間峠から西原の間で落としたと思われるPolarのトランスミッター
と、三頭山のピーク近辺で落としたと思われる他人に見せられない
もの、を発見しにいくというミッションでした。

あわよくば、最初から最後まで走って、今年のハセツネを
”ちゃんと”終わらそうという思いもありました。
なんせ、本番は残り20kmでリタイア。
悶々とした一週間でした。

9:30に中学校の校門をスタート。ちょっと体が重いなと感じる
ものの、走れます。入山峠は58分で通過。本番よりも少し遅い
くらいです。まだ、所々に「日本山岳耐久レース」と書かれた
看板が残っており、これなら迷わなさそうだとドンドン進みます。
しかし、、甘かった〜。

市道山は本来、ピークには登らないはずでしたが、登ってしまいました。
間違いに気づいたのはヨメトリ坂を大分、下ったところ。結局、戻って
ちゃんとコース復帰できるのか不安だったので、笹平のバス停に出て
しまいました。笹平のバス停到着が12時頃。
ここから、五日市駅に戻るか、上川乗、都民の森方面に向かって
ハセツネを続けるか迷いましたが、とりあえず、近くに見えたうどん屋
に入って考えることにしました。うどん屋では生ビールを飲んでしまい、
気分はリタイアモードに。

しかし、最初に来たバスが都民の森方面のバスだったので乗ってしまい
ました。都民の森からハセツネのコースを逆に周り、浅間峠まで行く
ルートに変更しました。辛くなったら途中で数馬とかに降りればいい
わけだし・・・

都民の森から三頭山に登りはじめます。逆ルートは道も歩きやすく
全く辛くありません。ピーク到着は14時過ぎ。ここから浅間峠
までは下り基調なので俄然やる気になりました。

この区間を”昼間”走るのは初めてだったのですが、本当に気持ちの
良いトレイルでした。結局、浅間峠まで、簡単に着いてしまい、
ここから上川乗まで降りました。途中、スタートから浅間峠まで
試走をしてきたという来年、ハセツネに初出場を目指している
男性ランナーと一緒になり、おしゃべりしながら下りてきました。

MTBで五日市駅から都民の森までヒルクライムをして、
三頭山まで担ぎ上げて、そこからシングルトラックのライド
という案もおもしろうそうだなと思います。いつかやってみたい。

最後にゴミを拾うという目的もあったのですが、結構拾えました。
目立つのはやっぱり、PoweGelのフタの部分でした。
自分の落とし物は発見できず。都岳連からの連絡を待つことに
します。

                                             ↓拾ったゴミ


2008年10月14日火曜日

ハセツネ2008レポート&今シーズンのまとめ by かいちょう

個人ではハセツネを最大レースと位置付けてるので
2008シーズンがついに終わりました。
なので、ハセツネのレポート&シーズンの総括です。

★6月から取り組んできたこと
 朝食前トレ→脂肪を燃やせる体作り
 ロードランだけでなく、自転車、OWS、サーフィン、ビーチラン
 を組み合わせたクロストレーニング→全身まんべんなくパワーアップ
 →腹筋、背筋が強化されると走りが安定してくることが実感できた。

★足りなかったこと
 LSD中心だったので、高心拍で長く動くトレが少なかった。
 出場レースが少なかった。
  (トレランは新城トレラン、ハセツネのみ
   ARJSは2戦、エクストリームは1戦、菅平ロゲインのみ)
 本気で走りきったレースがないまま、ハセツネを迎えてしまった。
 なので、上る力が足りないと気づいたのは9月末。遅かった。

★補給食・・・コンセプトは「ナチュラル系」
 生パイナップル(ブロックカットx5個 缶詰じゃないよ)
 種抜き梅干しx9個
 みかん(小)x2個
 大福x1個
 おにぎり(小)x2個
 ブルーベリー(ドライフルーツ)
 アミノバイタルスーパースポーツx1個
 ウイダーインゼリーx1個
 PowerBarx1個(予備用)
 Powerジェルx1個(予備用)

★目標タイム
 3:30-3:45-3:15-1:30で12時間以内

★レース展開
 (スタート〜第1関門) 3:31で到着 目標に対して▲1分
この区間は周りに選手が多いので、オーバーペースになりがち。
抑えて行こうと自分に言い聞かせながら行きます。
上りはベタ足でふくらはぎに負荷をかけないようにします。
最初は渋滞がひどくて、ストレスを感じるものの、入山峠を
過ぎたあたりから周りのペースと自分のペースが合ってきて
走りやすくなった。ただ、予想以上に暑く、給水のペースが
早い。下りでは、丁寧に下ろうと思うものの、できず、
ドカン、ドカンと着地をしてしまう。こんな走り方をしていた
ら脚が痙攣するだろうと思っていたら、何度目かの下りで
痙攣が始まった。しかし、下りの走り方はなかなかなおらない。
早くもリタイアしたいという弱気が顔を見せ始める。
とにかく、前の人についていこうと、それだけ考えて何とか
第1関門到着。小休止して、パイナップルを食べる。
気持ちをリフレッシュ。
脚は?大丈夫そう。気持ちは?まだまだ。


(第1関門〜第2関門)7:17で到着 目標に対して▲2分
第1関門を過ぎて日が落ちてくる。周りのランナーは
ヘッドライトを取り出したり、ウインブレを着るために
立ち止まったりしている。止まらずに抜かして行く。
ライトは腰に装着済みで、ハンドライトも後ろのネット
からすぐに取り出せるようになっている。これは正解だった。
寒さ対策でもFinetrackのスキンメッシュが効いてるようで
寒さを全く感じない。昨年は汗冷えしたが、今年は無し。
ギアに関しては完璧だったと思う。ただ、一つを除いては。
24km地点くらいで、Polarのトランスミッターがどこにも
ないことに気づく。時計を見ると、トランスミッターの
信号を全く拾ってない!!腰にライトを付けてるので
腰で止まるはずなのに、ない!何で?
と、しばらくは混乱しながら走る。

日が落ちてきて、前の人に付いて何も考えずに走っていたら
やっと走れるようになってきた。24km→28km地点までは
30分で行けた。調子が出てきた。三頭山の前で調子が出て
きたのは良かった。三頭山は昨年は文字通り「牛歩戦術」を
取らされたところ。今年はどうか。
三頭山に入ってからも休まずに登っていける。前の人を抜けは
しないが、後ろの人に抜かれもしない。去年に比べて強くなって
る。これはうれしい。

三頭山山頂に到着。去年に比べると気持ちに余裕がある。
もう、半分きてしまった。残りは半分しかないと思った。
ここまではリタイアしたい。脚が痛い。調子が出ない。
という後ろ向きの気持ちできてしまった。
もっと、ハセツネを楽しまなきゃ!!
あと、30kmくらいしかないんだよ。と思った。
ここから鞘口峠までは下り。ここで5人くらい抜かせた。
やればできるじゃないか!!鞘口峠を過ぎたくらいで水が
なくなる。残り4kmくらいは水なしで走る。
第2関門手前のロード区間でもダッシュ。3人くらい抜いて
関門到着。最大の失敗はなぜか、水を500mlしかもらわなかった
こと。ここで最後のおにぎりを食べ、食料も残りは
・PowerBar(予備用)
・PowerGel(予備用)
・ブルーベリー少し
・種抜き梅干し少し
・大福の食べかけ
ぎりぎりだ。

(第2関門〜大ダワ▶リタイア地点)
前に関谷さんが見え、追いつこうと思い走り出す。
小河内峠に入っても好調は持続。上りの区間なのに前の人を
何人か抜かすことができた。抜かすときにちらりと見ると
呼吸は荒く顔も辛そう。みんなだって苦しいんだ。
しかし、御前山のピークに到着したときには水はゼロに
なっていた。ここからは地獄だった。下りはまともに走れず、
上りも休みながら少しづつ行く。体に力が全く入らない。
大ダワに到着してリタイア。もう、力が残っていなかった。

今年のハセツネは中途半端に終わってしまった。
来年、再挑戦。来年は20代でやれる最後のハセツネになる。
これから1年間、きっちり準備していきたい。


2008年10月4日土曜日

三浦半島一周100kmぐらいツーリング

今日は、三浦半島一周のツーリングに行ってきました。

コースは

辻堂→材木座→葉山→三崎→剣崎→三浦海岸→久里浜
11:30

→葉山→材木座→辻堂
           17:30

でした。スタートが遅かったので、辻堂ー葉山往復で40km/2h
くらいにしとうかと思ったのですが、Patagoniaに冷やかしに寄った
時にスタッフの人からまだ、三浦一周できますよ。と言われやって
みることにしたのでした。ただ、地図を何も持ってきてないので
どうしようか迷いましたが、ロードだったら、大丈夫だろうってことで。

コースは基本的にはR134です。ただ、できれば、海沿いの道を
走りたいので外れるときもあります。葉山までは何回も行ったこと
があるので、okなのですが、葉山から先は経験なしだったため、
R134オンリーで進みます。秋谷から先はR134が内陸に入って
しまうため、葉山ー三崎の区間は面白みに欠けました。

見えるのは、住宅地、ドラッグストアなど、目の保養になりません。
三崎に着いてから、来た道を戻るか、それとも浦賀水道の方に
周る、未知のコースか迷いましたが、つまらない区間を2回も
走るのは×だったため、浦賀水道方面に行くことに。

三崎から剣崎の方に向かうと、視界が開け、気持ちの良いコース
になりました。海の向こう側には房総半島を望むことができます。
三浦から房総半島まではフェリーが出ているため、いつか行って
みたいと思うのでした。
房総半島を右に見ながら、三浦海岸まで到着。三浦はARJSで
来たことがある、場所です。三浦でやるよりも、反対側の葉山で
やるほうが、海と山が近く、面白いコースが作れると思うのですが。

野比からまた、R134は海を離れます。心の中でBooooing
久里浜に向かう道で面白い標識を発見。
その名も「尻こすり坂」
何でこの名前なんでしょうか?

久利浜から葉山・鎌倉方面に進路を大きく変更。
葉山マリーナ辺りをだらだら走ってたら、今日見た中で
一番、強そうなロードレーサーに抜かれたのでバトルを
やってみることに。

森戸海岸に入ったところからバトルスタート。
やはり、MTBではシリアスなロードレーサーには勝てず、
森戸海岸を抜けたところでちぎられました。ついていけたのは
約1分半。相手はTeam Sagami Shonan Racingと書かれた
ジャージ でした。いい練習になりました。ありがとうございました。

ちょうど、陽が落ちるころ、鵠沼海岸に到着し、無事に帰ってこれたと
ホッとしました。

・・・話が大きく変わるのですが、奥大井大会からMTBが戻ってきて
 1.5ヶ月ぶりくらいに自分のMTBに乗りました。それまでは新宿で
 オーバーホール中だったので乗れなかったのです。
 久しぶりに乗ってみてびっくりしたのは、こんなにハンドルが
 遠かったっけ?ということ。その違和感が乗ってるうちにすぐなく
 なったのですが、長い間、乗ってないとハンドルが遠く、サドルが
 高く感じるようです。