2008年10月14日火曜日

ハセツネ2008レポート&今シーズンのまとめ by かいちょう

個人ではハセツネを最大レースと位置付けてるので
2008シーズンがついに終わりました。
なので、ハセツネのレポート&シーズンの総括です。

★6月から取り組んできたこと
 朝食前トレ→脂肪を燃やせる体作り
 ロードランだけでなく、自転車、OWS、サーフィン、ビーチラン
 を組み合わせたクロストレーニング→全身まんべんなくパワーアップ
 →腹筋、背筋が強化されると走りが安定してくることが実感できた。

★足りなかったこと
 LSD中心だったので、高心拍で長く動くトレが少なかった。
 出場レースが少なかった。
  (トレランは新城トレラン、ハセツネのみ
   ARJSは2戦、エクストリームは1戦、菅平ロゲインのみ)
 本気で走りきったレースがないまま、ハセツネを迎えてしまった。
 なので、上る力が足りないと気づいたのは9月末。遅かった。

★補給食・・・コンセプトは「ナチュラル系」
 生パイナップル(ブロックカットx5個 缶詰じゃないよ)
 種抜き梅干しx9個
 みかん(小)x2個
 大福x1個
 おにぎり(小)x2個
 ブルーベリー(ドライフルーツ)
 アミノバイタルスーパースポーツx1個
 ウイダーインゼリーx1個
 PowerBarx1個(予備用)
 Powerジェルx1個(予備用)

★目標タイム
 3:30-3:45-3:15-1:30で12時間以内

★レース展開
 (スタート〜第1関門) 3:31で到着 目標に対して▲1分
この区間は周りに選手が多いので、オーバーペースになりがち。
抑えて行こうと自分に言い聞かせながら行きます。
上りはベタ足でふくらはぎに負荷をかけないようにします。
最初は渋滞がひどくて、ストレスを感じるものの、入山峠を
過ぎたあたりから周りのペースと自分のペースが合ってきて
走りやすくなった。ただ、予想以上に暑く、給水のペースが
早い。下りでは、丁寧に下ろうと思うものの、できず、
ドカン、ドカンと着地をしてしまう。こんな走り方をしていた
ら脚が痙攣するだろうと思っていたら、何度目かの下りで
痙攣が始まった。しかし、下りの走り方はなかなかなおらない。
早くもリタイアしたいという弱気が顔を見せ始める。
とにかく、前の人についていこうと、それだけ考えて何とか
第1関門到着。小休止して、パイナップルを食べる。
気持ちをリフレッシュ。
脚は?大丈夫そう。気持ちは?まだまだ。


(第1関門〜第2関門)7:17で到着 目標に対して▲2分
第1関門を過ぎて日が落ちてくる。周りのランナーは
ヘッドライトを取り出したり、ウインブレを着るために
立ち止まったりしている。止まらずに抜かして行く。
ライトは腰に装着済みで、ハンドライトも後ろのネット
からすぐに取り出せるようになっている。これは正解だった。
寒さ対策でもFinetrackのスキンメッシュが効いてるようで
寒さを全く感じない。昨年は汗冷えしたが、今年は無し。
ギアに関しては完璧だったと思う。ただ、一つを除いては。
24km地点くらいで、Polarのトランスミッターがどこにも
ないことに気づく。時計を見ると、トランスミッターの
信号を全く拾ってない!!腰にライトを付けてるので
腰で止まるはずなのに、ない!何で?
と、しばらくは混乱しながら走る。

日が落ちてきて、前の人に付いて何も考えずに走っていたら
やっと走れるようになってきた。24km→28km地点までは
30分で行けた。調子が出てきた。三頭山の前で調子が出て
きたのは良かった。三頭山は昨年は文字通り「牛歩戦術」を
取らされたところ。今年はどうか。
三頭山に入ってからも休まずに登っていける。前の人を抜けは
しないが、後ろの人に抜かれもしない。去年に比べて強くなって
る。これはうれしい。

三頭山山頂に到着。去年に比べると気持ちに余裕がある。
もう、半分きてしまった。残りは半分しかないと思った。
ここまではリタイアしたい。脚が痛い。調子が出ない。
という後ろ向きの気持ちできてしまった。
もっと、ハセツネを楽しまなきゃ!!
あと、30kmくらいしかないんだよ。と思った。
ここから鞘口峠までは下り。ここで5人くらい抜かせた。
やればできるじゃないか!!鞘口峠を過ぎたくらいで水が
なくなる。残り4kmくらいは水なしで走る。
第2関門手前のロード区間でもダッシュ。3人くらい抜いて
関門到着。最大の失敗はなぜか、水を500mlしかもらわなかった
こと。ここで最後のおにぎりを食べ、食料も残りは
・PowerBar(予備用)
・PowerGel(予備用)
・ブルーベリー少し
・種抜き梅干し少し
・大福の食べかけ
ぎりぎりだ。

(第2関門〜大ダワ▶リタイア地点)
前に関谷さんが見え、追いつこうと思い走り出す。
小河内峠に入っても好調は持続。上りの区間なのに前の人を
何人か抜かすことができた。抜かすときにちらりと見ると
呼吸は荒く顔も辛そう。みんなだって苦しいんだ。
しかし、御前山のピークに到着したときには水はゼロに
なっていた。ここからは地獄だった。下りはまともに走れず、
上りも休みながら少しづつ行く。体に力が全く入らない。
大ダワに到着してリタイア。もう、力が残っていなかった。

今年のハセツネは中途半端に終わってしまった。
来年、再挑戦。来年は20代でやれる最後のハセツネになる。
これから1年間、きっちり準備していきたい。


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