9月に入ったのに東京の暑さは8月と何も変わりません。
それどころか今年の夏は100年間で1番暑かった夏のようです。
今回の話はそんな夏をさらに熱くする!?お話です。
※フィクションです
8月某日 17:00頃
仕事中に私の携帯電話に着信が。出てみると新規で営業をかけている
某人からでした。
私「もしもし、(かいちょう)ですけど・・・」
某人「XXですけど、(かいちょう)のオフィスは大崎ですよね?
私、今、三田にいるんですけど、すぐこれますか」
私「まあ、行こうと思えば行けますね・・・」
某人「じゃあ、18:00くらいに。待ってます。」
ガチャ。プープー
この会社はある分野で現在の取引先に対していろいろ不満を
持っている、という情報をキャッチしていたので(現在の取引先)
をやめて、(かいちょう)にしませんか?
という話をし始めた段階でした。
人生のベテランの皆さまなら分かると思うのですが、
長年、親しんだ関係・環境を変えるというのはものすごく、ストレス
がかかることなのです。
それだけに(現在の取引先)→(かいちょう)にスイッチすることができ
たら価値のあるディールだといえましょう!
そんなこんなで、隣でヒマそうにしてた上司と一緒にタクシーで大崎から
三田に向かいます。(普通はJRですが急ぎだったのでタクった)
タクシーの中で・・・
上司「オレがいろいろ話するからメモちゃんととっておいてくれ」
私「分かりまひた!」
先方の三田のオフィスに着いてビックリ!
バブリーさを感じさせるオフィス。
先方を呼び出すと、
某人「まずはコーヒーでも飲みませんか?」
上司「なんか優しくね?」
時間も時間なのでコーヒーを受け取りにいきます。
好きな銘柄のコーヒーのパッケージを機械の中に入れるとコーヒーが
出てくるようです、某人と上司は使い方に慣れているようでした。
使い方もよく分からないし、あまり興味もない私は適当な銘柄を機械に
入れホットをブラックで。上司からはアイスもできるよと言われたのですが
使い方が分からないのでとにかく、簡単そうなホット・ブラックなのです。
①某人、②上司という順番でコーヒーを作り会議室に吸いこまれていきます。
私は機械を壊さないか心配でしたが、ホット・ブラックをなんとか作り、
会議室に向かいます。
その時、事件は起きたのでした。
会議室まで後、1mというところで・・・
手に持っていたコーヒーカップがひっくり返り、私のお腹全体に
あっちちっのコーヒーがかかってしまったのです。
「熱っ!!!」
一瞬、何が起こったのか分からず呆然・・・
よく見ると会議室の前というか全体というか床から天井まで
クリアガラスがあったのに気付かず、それにぶつかってしまった
ようです。
自分のシャツのお腹あたりはコーヒーの色に変色。
なのに会議はもう始まってしまう。
とにかく会議室に入ると上司は
「どうした!?」
と聞いてくるのですが・・・
「いや・・・」としか言えません。
会議中もとにかくお腹のコーヒーが気になって仕方ありません。