2010年3月25日木曜日

好敵手

今週1回目のJ&S新宿。できれば週2回行きたいのですが、いろいろあって
今日が1回目となりました。行きたいけど、行けないというのはストレスが
たまります。。

ジムに行くとKさんがいた。Kさんは自分と同じ時期にジムにやってきた
いわば同期。しかも同じ年齢です。なので意識するのは当然なのですが。

Kさんも自分と同じグレード七五三(ピンク)をやっているのですが、
前回、見たときよりも明らかにうまくなってる!!

なんというか動きがなめらか〜なのです。

これには刺激を受けました。
自分も課題を2つクリアー!
この調子で七五三は今月中にコンプしたいです。


4月の山行予定もFIX
4/10-11 富士山
4/17-18    北ア・爺ヶ岳 東尾根(バリエーション)
GW   北ア・劔岳 源次郎尾根(バリエーション)

ロープワークがとにかく未熟なので少しでもレベルアップせねば!

五竜岳・遠見尾根 撤退!その2

(五竜岳・遠見尾根3日目)
1〜2日目はこっち

3/22
4:00 起床。テントの外を見るとまだ、雪は降っていた。
本当に今日、帰れるのか??と思うが、とりあえず、
淡々といつもの”儀式”を進める。シュラフをたたみ、
コーヒーを飲み、ラーメンを食べる。

6:00前 外が明るくなってきた。外を見ると、
昨日よりは視界がある。(100mくらい?)
そうオギワラさんに伝えると
「行動はできそうだね。もう少し様子を見てみよう。」
とのこと。
しばらくしてから、もう一度、「頼む、晴れてくれ」と祈りながら
外を見る。
今度はなんとなく、鹿島槍が見えたような気がした。
オギワラさんは「もうちょっと待ってみようとのこと。」
その後、鹿島槍の輪郭が見えたり、ガスで隠れたりを
繰り返したが、ついに鹿島槍と五竜がはっきりと見えるように
なってきた。雪も完全に止んだ。やったー!

急いでパッキングをしてテントの外に飛び出す。

鹿島槍と五竜が新雪で化粧をして、朝日でほんのりとピンクに
染まっている。土曜日に見たときよりも雪に覆われてるところが多い。
美しすぎる!絹のような新雪をまとった山肌はこんなにも美しいもの
なのか!?ゾクゾクする

土曜日に鹿島槍の北壁を見たときも感激したが、今日の鹿島槍は
比較にならないぐらいきれいだ。

言葉もなく、ただただ、立ち尽くして見つめるのみ。

ここを離れたくない!だけど帰らなくちゃいけない。
わざとゆっくり準備をした後、トレースのない遠見尾根を
スキー場に向かって歩き出した。
何度も何度も後ろを振り向きながら・・・・

(五竜岳・遠見尾根 撤退! おしまい)


※カメラ故障のため、この日の写真はなし

2010年3月22日月曜日

五竜岳・遠見尾根 撤退!







今回は五竜岳の山頂に立つことはできなかったが、冬の北アルプス
の美しさと厳しさを体感できた充実した山行になりました。


メンバー:(L)オギワラ(SL)あけちさん、Oっちゃん、かいちょう


3/20(土)
9:00 白馬五竜スキー場のアルプス平駅を出発。
ゲレンデをトボトボと歩き、登山口へと向かうが、ゲレンデの
賑やかな雰囲気のせいか『これから五竜岳に登るんだ!』と
テンションが上がってこない。
天気は最高で、気温も高い。普通に歩いてるだけで汗が出てくる。

10:30  小遠見山まで来るとスキー場からの音もなくなり、静かな山に
なってくる。山頂から南には爺が岳や鹿島槍の北壁が見えた。
北壁はめちゃ、かっこいい。遠見尾根に乗っかると正面に五竜岳
が見えるのだが、目はどうしても鹿島槍の北壁に行ってしまう。
それぐらい、北壁は魅力的。自分に登れるとは思えないが・・


《遠見尾根から白馬方面》




《鹿島槍北壁!》




12:15 西遠見山手前を今回の幕営地にする。テントを張り、明日の
天候不良に備えてブロックを積む。




《テントからは鹿島槍と五竜が見える。
晴れていればだが・・・》




14:00 天気図から判断すると明日は停滞になる可能性が高い。今日の内
に偵察も兼ねて五竜岳に近づいてみようということになった。
五竜岳は遠くで見るより、近くで見る方が存在感がある気がした。
自分達より五竜岳に近いところで別のパーティがテントを張っていたが、
彼らはバリエーションルートを登るらしい。


《五竜岳に近づいてみる》




15:00 白岳へ登っている途中でタイムアウトとなり帰ることに。下から
稜線を見ると雪煙が舞っている。風が強そうだ。
しかし、白岳の山頂までの雪面は素晴らしい。これを見にくるだけでも
価値があると思う。











15:30 テントに帰還。Oっちゃんの韓国料理で腹を満たし、19時くらいに
寝た。ラジオで天気予報を聞くとやっぱり明日の天気は良くないらしい。


19:00 日が落ちると風がいよいよ強くなってきた。寝てるときも強風が
テントを襲ってきてなかなか寝付けない。耳を地面に付けていると風が
くるタイミングが分かる。”ゴオー”という音が聞こえてから1秒後くらい
に風がやってくる。テントにはレインフライを装着しているのだが、
強風でめちゃくちゃになってしまっていた。


25:00    となりで寝ていたオギワラさんが突然、起きた。雨が降ってきて
テントが浸水しているらしい。シュラフカバーをしていないオギワラさん
は寒くなったらしい。雪じゃなくて雨かよ。。トホホ。
浸水といっても床が濡れてるな、という程度だったのでシュラフカバーを
していた自分はあまり気にならなかった。


27:00 突然、ピカっと光った。フラッシュかと思ったが雷だった orz
光と音の間隔から近くないなと分かるものの、山の中で聞く雷はちょっと
怖い。


3/21(日)
6:00 起床。テントの外を見ると雪がすごい勢いで降ってる。視界も効かず
対面に見えるはずの鹿島槍北壁は当然、見えない。本日は停滞することに
決まった。まだ、日程も1日あるし、天気図からすると3/22は天気が回復し
そうだったので、急いで下山する必要はないという判断だった。


我々の近くにテントを張った別パーティーは下山の準備をしていた。
視界が悪い中、ラッセルして下山するのは大変だろうな、と思った。


停滞、といってもすることはたまに除雪するくらいですることは何もない。
ラジオのニュースで春の甲子園が開幕したのと、強風の影響で関東で電車
のダイヤが乱れているというのを知った。


《夕方になっても雪は降り続いた》






18:00 シュラフの中に入る。


21:00 オギワラさんとOっちゃんが外に出て除雪。まだ、雪は降っている。
オギワラさんの話だと視界も相当、悪く手元のスコップも見えなかったと
のことだった。今日の降雪量は1mを超え、明日、五竜岳の山頂にアタック
するのは絶対、無理!下山はラッセルが確実。
本当に予報通りに天気は回復するのだろうか??不安になってきた。

24:00 あけちさんと自分が起きて除雪。テントの周りを歩いてみると
腰まで埋まる。

2010年3月19日金曜日

いよいよ五竜岳


より大きな地図で 五竜岳 を表示



いよいよ今晩から北アの五竜岳に向かう。
今回は久しぶりの2泊なのでちょっと注意して準備を進めた。
1泊だったら我慢すれば済むことも2泊だとストレスになりそうなので。


予定はこうなっている。


3/19・・・新宿駅−豊科IC−神城駅−白馬五竜テレキャビン(とおみ駅)仮眠 
3/20・・・とおみ駅−アルプス平駅−西遠見山手前あたり(幕場)
3/21・・・幕場−五竜岳−幕場(時間あれば小遠見山あたりまで移動) 
3/22・・・幕場−テレキャビン−東京


3/21が頂上へのアタックの日なのだが・・・・


3/21の天気が良くなさそうだ!






稜線に出たら相当に風が強いのではないか!?




昨日はまたもJ&S新宿へ。やりかかった課題を抱えたまま週末を迎えるのは
なんとなく気持ち悪かったので1時間だけやろう!と思って行ってみたが・・
30分も保たなかった。やっぱ今の実力では2日連続は厳しいな・・・


課題の方も結局できなかった。(右側の壁、真ん中の課題 ピンク○印)
4手目の左手がどうしてもとれない。原因は左足にちゃんと乗れないから。
左足に荷重をしてロックすれば4手目を左手で取れる、というのは分かって
るんだけど・・・・・・





2010年3月17日水曜日

ボルダリング@J&S新宿

今週初めてのJ&S新宿です。グレードも七五三になりました。
このグレードで一番、易しいと思われる課題にヒールフックを使って
チャレンジするものの、なかなか3手目のホールドをつかめません。

う〜〜ん、としばらく考えて、ヒールフックをした脚に体重が乗っかって
ないからかなーと思い、意識してやってみたところ、成功◎

ヒールフックをちゃんと使えてると腕の力はあんまり要らないということ
がやっと分かりました。

その後、傾斜のきつい壁に移動して別の課題をやってみたのですが、
結局、FINは取れずに終了〜〜

2010年3月15日月曜日

新 Ice Axe_PETZL charlet アズター

ピッケル(アックス)を買い替えた。今シーズンが始まる前に買った
のはG社の75cm、ストレートシャフトの物だったが、これは雪山用に
買ったギアの中で唯一、買ったコトを後悔している物だった。


ピッケルを使うような山なんて行ったことがなかったから具体的な
使用イメージができずにあまり考えないでに買ってしまったのが良
くなかった。


数回の雪山山行を重ねてついにはこのピッケルにストレスを感じる
ようになってしまった。

何がダメかというと、長過ぎて使いにくいのだ!

今、考えると当たり前なのだけど、ピッケルはピックやシャフトを
雪面に打ち込んで使う。なのでシャフトが長いと小回りが効かない
ので使いづらいのだ。

急斜面になればなるほど、危険を感じるので自分にはプレッシャー
がかかる。その時に支点として頼りになるのはピッケルなのだ。

そんな時にピッケルが使いづらかったら・・・・??

もう、何がなんでも買い替えるべきと思った。幸い、MTBの未使用
パーツやめっきり出番の減ったトレラングッズをヤフオクに出したら
資金もできた。

バリエーションのコトも考えてPETZL charletのアズターというモデル
を買った。今週末の五竜岳でデビューさせよう。



で、PETZLのHP見ていて気になったのが↓



怖過ぎてこんなムーブとてもやるきしませんヨ

谷川岳・西黒尾根



3/13~14は谷川岳の西黒尾根に行ってきた。13は雪洞を掘って宴会、
14は西黒尾根から谷川岳山頂へ。
西黒尾根は12月にも一度、行ってるし参加しなくてもいいかな〜と
思っていたが、ところがどっこい、12月とは雪の量が全く違ってい
て最高におもしろかった!


2010年3月11日木曜日

やっと七五三

会社帰りにJ&S新宿によってボルダリング。

やっと、や〜〜〜〜〜っと、BabyBaby最後の課題のFINが
取れました。オーナーに「力づくでもいいからとにかく登れ!」
と言われ、なりふり構わず登りました。

この最後の課題がなかなかできず、ふてくされた時も
ありました。やさぐれた時もありました(笑)
やっぱり、クライミング向いてないのかなと・・・


とにかく、うれし〜〜〜〜

それでレベルアップして次は七五三なのですが、これはこれで
BabyBabyとは全くの別世界(だと思いました。)

なんせ、足は手を置いたホールドにしか置けないのです。
(スタート以外)
もちろん、手も指定があります。


ので、どういうことがおきるかというと・・・・

足を手のトコまで上げないといけないのです!!

こりゃ難しかばい。
ヒントとしてヒールフックを教えてもらったのですが、
当然、最初はできません(泣)

でも七五三の課題、おもしろいっ!!

今週末は谷川岳で雪洞体験です。ルンルン気分で
行ってきやす!!

2010年3月8日月曜日

3連休は五竜岳へ


3/20-22に予定されている五竜岳・遠見尾根
 地蔵ノ頭〜小遠見〜大遠見〜五竜岳(往復)の計画がLから
送られてきたので少しだけ研究をしてみた。


より大きな地図で 五竜岳 を表示


このルートは2009/12の山と渓谷にも紹介されてるのだが


レベルが中上級なのだ!

雪山1年生の自分なんかが行って大丈夫なのか??

1月の西穂高(独標〜山頂)も上級レベルなんだけど、あの時
は条件が良過ぎたからな〜〜

しかし、山と高原地図(日本アルプス総図)で見ると、1月の
新穂高〜西穂高も今回の五竜岳も北アルプスの端っこというか
入口なのだということが分かる。

厳冬期の奥黒部はいったいどうなっているのか???
一度くらいは行ってみたいもんだ。

2010年3月7日日曜日

雨、雨今日も雨<入笠山スノーシュー>

なかなか決まらなかった日曜日の予定。最終的にはwithあけちさんで
入笠山deスノーシューになった。最初は大菩薩峠を目指したけど、
ケード入り口でも雨。。。


<南岸低気圧通過中〜〜>







それならと富士パラを目指した。小淵沢ICの手前でやっと雨→雪になった!
ゴンドラを降りて入笠山山頂を目指すが雪が少ない(泣)
もちろん、視界も悪い。






と、スノーシューを楽しむには条件が良くなかった。
山頂に着いてもなんも見えん!!!!






スノーシュー初体験の人がいなかったのが唯一の救いだった。
しかし、なかなか晴れんのおぉーーー



2010年3月6日土曜日

谷川岳山岳警備隊

昨日、石井スポーツ原宿店に寄ったときに『岳人』のバックナンバー
2009年5月号を買った。4月以降の雪山の参考に。

『防備録』で元・谷川岳山岳警備隊長の馬場 保男さんのインタビュー
が載っていて興味深かった。

馬場 保男(BABA YASUO)
1948年群馬県前橋市生まれ
通算35年間1回の転勤もなく沼田警察署谷川岳山岳警備隊一筋に勤務。
その間、谷川岳を中心に尾瀬、武尊山、日光白根山、皇海山、利根川
源流などで遭難救助に出動。300名の遺体を収容、400人の負傷者を救
助するとともに、事故防止の講演活動を行う。現在は谷川岳肩ノ小屋
管理人。

(遭難は)起こすべくして、起こしてる。たまたま事故になったという
ケースはほとんどない、と語る。他にも山岳警備隊に入った経緯、初め
の出動、警備隊と小屋の管理人の生活etcがあり、インタビュー記事とし
てはかなりおもしろいと思いました。

4月末〜11月初めまでは肩ノ小屋にいらっしゃるようなので、今夏は
一度、小屋に行ってみたいなと