2010年12月27日月曜日

雪は天から送られた手紙である

今年は昨年よりも雪が少ない。。はずでしたが、思い出したかの
ように大雪になっているようです。

次々とやってくる低気圧!



福島県では大雪のため車100台が立ち往生!


tenki,jpを見ていたらこんな素敵な記事がありました。


雪は天から送られた手紙である


>また、気温によって、結晶の形が決まってきます。
>-5℃ならば針状
>-10℃ならば板状
>-15℃ならば樹枝状
>
-20℃ならば板状
>-25℃ならば角柱状
>になるのだそうです。

結晶の形から今の気温を推定するのもいいかもしれません。
つーか、結晶の形なんて肉眼で分かるんかい!

2010年12月23日木曜日

劔岳 早月尾根(準備編)

昨年の年末年始は八ヶ岳でしたが、今年は劔岳です!

12/30-1/4まで

ルートは冬期劔岳の入門ルートである早月尾根


より大きな地図で 劔岳 早月尾根 を表示


富山県警の情報だと現在の積雪は

○室堂平(標高2450m:12月20日現在)240cm
○大観峰(標高2316m:12月20日現在)170cm
○黒部平(標高1828m:12月20日現在)50cm
○黒部湖(標高1450m:12月21日現在)47cm
○馬場島(標高750m:12月21日現在)15cm

のようです。ただし、これから冬型の気圧配置になるようです。

年末にはもう少し増えてるかも??

2010年12月20日月曜日

山野井泰史 講演会メモ(前半)

11月30日に開催された

谷甲州×山野井泰史「ひとりで山に登る」講演会


に参加してきました。






山野井さんの講演部分だけ文字に起こしました。


※スライドを使ったトークでした。
※筆者の興味で山野井さんにだけになってます。
※正確な議事録ではないです。間違ってたら教えてください。

富士山



昨シーズンから残してきた課題の富士山。
片山右京さんの遭難事故から丁度、1年が経ったこの週末、
再チャレンジの機会を得た。

ちなみに前回はこんな感じ

中央高速から見える富士山は白くなっていて期待大だ!

前回と同じく馬返しに車を停め、歩き始める。

2時間くらいで5合目の佐藤小屋に到着する。
ここまで雪の気配なし。

ここで幕を張った。この後、雪のあるところで滑落停止などの
訓練をし、早めに寝る。

翌朝は5時出発。

7合目くらいでアイゼンを装着。アンド日の出


前回、完全に氷と岩の世界になっていた吉田大沢を見たときは
『こんなとこが日本にあるなんて!』とびびっていたのだが、
今回は、”夏山のおもかげ度”が高く、のんびりした感じ。

しかし、富士山は山小屋が多すぎる。山小屋があるせいで
今、7合目だなとか、8合目まできたなとか分かってしまう。
山小屋がなければもっと難しい山になっているはずなのに
もったいない。
夏の富士山にきたら、おそらくがっかりしてしまうだろう。



積雪が前回より少なく、アイゼンも雪面にしっかり食い込むので
前回よりも楽に登れた。高度が上がっても体調はかなり良かった。

天気も良かったので頂上まで行きたいな、思ったが3,300m地点で
メンバーのコンディションが悪くなり下山することに。


滑落したらかなりの確率で大怪我以上になるだろうな、というプレッシャー
は相変わらず感じる。雪のある富士山は何回、来てもおもしろいと思う。

2010年12月11日土曜日

会津駒ヶ岳 今シーズン初めて満腹になるまで雪を楽しめた



12/4-5は会津駒ヶ岳へ行ってきた。この天気図を見たときは
これは雪を期待できるぞ!とうれしくなってきた。

那須塩原ICを降りてしばらくすると道路にも雪が積もっている。
やはり金曜日にたくさん降ったらしい。

会津駒ヶ岳は無雪期にきたことはあるが冬は初めてだ。

登山口からそれなりに雪がある。


1時間もするとつぼ足ではつらくなり持ってきたスノーシューを付ける。
またうれしいことに、我々の前に別のパーティーはいなく、この降った
ばかりの新雪を独り占めだ〜〜!!



登り始めてから2kmを過ぎたころには完全なラッセルになってしまった。
一番、雪が深いところでは1時間で進めたのは0.2kmであった。
地味だが、ラッセルは初めてなので楽しい!がつかれる。


雪を削り、膝で固めて、やっと次の1歩を出す。とにかく先頭が疲れる
ので3人で交代しながら進む。15時になったところで本日のお勤めは
終了〜〜!残業はしないのだ。
こんな調子じゃとても頂上に行けないねえ、と話ながら寝る。

翌朝はゆっくり起きた。(なんと6時半)

天気はめちゃくちゃいい!



とりあえず、10時まで登ってそれから降りようということでテント場に
荷物をデポして空身で歩き始める。この日もラッセルに苦しめられる・・
なんてことはなかった。



あっさり進めてしまう・・・





我々の前に先行者はいなく、バージンスノーを好きなように歩いていく。
至福の時間だ・・・
振り返れば我々が付けたトレースだけが残っている。。


普段、東京で生活している自分にとって雪山はギャップが大きすぎて
まるで別世界でのできゴトのようだ。だから毎週でも雪山に行きたく
なるんだろうな〜〜 GWまで後、何回いけるだろうか・・・??