2010年12月20日月曜日

富士山



昨シーズンから残してきた課題の富士山。
片山右京さんの遭難事故から丁度、1年が経ったこの週末、
再チャレンジの機会を得た。

ちなみに前回はこんな感じ

中央高速から見える富士山は白くなっていて期待大だ!

前回と同じく馬返しに車を停め、歩き始める。

2時間くらいで5合目の佐藤小屋に到着する。
ここまで雪の気配なし。

ここで幕を張った。この後、雪のあるところで滑落停止などの
訓練をし、早めに寝る。

翌朝は5時出発。

7合目くらいでアイゼンを装着。アンド日の出


前回、完全に氷と岩の世界になっていた吉田大沢を見たときは
『こんなとこが日本にあるなんて!』とびびっていたのだが、
今回は、”夏山のおもかげ度”が高く、のんびりした感じ。

しかし、富士山は山小屋が多すぎる。山小屋があるせいで
今、7合目だなとか、8合目まできたなとか分かってしまう。
山小屋がなければもっと難しい山になっているはずなのに
もったいない。
夏の富士山にきたら、おそらくがっかりしてしまうだろう。



積雪が前回より少なく、アイゼンも雪面にしっかり食い込むので
前回よりも楽に登れた。高度が上がっても体調はかなり良かった。

天気も良かったので頂上まで行きたいな、思ったが3,300m地点で
メンバーのコンディションが悪くなり下山することに。


滑落したらかなりの確率で大怪我以上になるだろうな、というプレッシャー
は相変わらず感じる。雪のある富士山は何回、来てもおもしろいと思う。

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