2009年1月1日木曜日

伊豆大島で山サイ(2日目前半)

2日目は午前2:40にスタート。深夜の2:40ですよ。宿は海岸沿いにあるので海抜はほぼ0m。ここから760mの三原山まで登る。もちろん、MTBでいく。舗装道路ですけど。
夜空は相変わらずの、満天の星空。
お正月だったら、道も混むんでしょうが、今日は12/29。三原山に行こうなんて人はいないみたい。誰ともすれちがわなかった。車も1台もやってこない。
昨日の昼間の下見のおかげで迷うことなく、進むことができまた。

1時間ちょっとで560m地点までやってきた。ここは昼間なら、東には三原山の山頂、西側には伊豆半島や富士山を眺めることができる。開けてるんですね。
ここで、ヘッドライトを消してみた。
すると、周りは真っ暗。暗闇。見上げるとドーム状に星が広がっている。
大げさに言うと、宇宙空間を進んでるよう。


5時前に三原山の山頂に到着しました。もちろん、他に誰もいません。
幸いなことに風がないせいで、寒さをあまり感じない。
ここでカレーを食べた。レトルト+サトーのごはん。
本格的な山だったらありえない、メニューだけど、今回は山サイなんであり。
他に誰もいない山頂でカレーを食べてるとテンションも自然に上がってきた。
昨晩、宿で植村直己の「青春を山に賭けて」を読んだせいか、
気分は完全に植村直己である。富士山
現実にはここはモンブランではなく、東京都大島町ですが。冷や汗





三原山の火口を足元にして、ボーっと星空を見ているとだんだん、
星の数が少なくなってくる。
夜明けが近いのだ。
眼下にはド迫力の三原山の火口、南側には太平洋が見え、
西の空には富士山の山頂付近がうっすらと見える。いいぞ~ 
後は日の出だけ。東の空が赤く染まってくる。
しかし、待っても丸い太陽があがってこない。
よく見ると厚い雲がかかっていて太陽が見えないのだ。
考えてみれば、当たり前である。
風がない → 寒くない。
風がない → 雲が流れない
風がなくてラッキーと喜んださっきまでの自分はアホである


仕方がないので、記念写真を撮ってみた。
左下は太平洋なんですよ~分かりますか~



山頂から裏砂漠を見ると霜が降りている。


山頂から裏砂漠に向かって、ガツーンと降りる。スピードが出ておもしろい!!
大島温泉ホテルを経由して宿に帰って朝食。宿に着いたのは8時過ぎだった。

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