2011年3月14日月曜日

月曜日(2)

結局、バスと田園都市線を使って出社。途中、渋谷で山手線に乗り換えたが
『静か』だった。いつもはやかましいスクランブル交差点は映像も音もなし。



会社に到着後、とりあえず今年度お世話になった人たちにTEL、メールで
連絡を取る。TELはつながりにくかった。TELの向こうの声も明るくはない。
いつも以上にテキパキと予定していた案件の状況を確認し、片付けていく。
当たり前だが、取引先の仙台の拠点は全面的に営業中止で、スケジュールさ
れていた、いろんなことが無期延期になった。
今日、予定していた打ち合わせは全てキャンセルになったのであっという間
に仕事は終わった。

ニュースをチェックすると『牡鹿半島に1000遺体 南三陸でも1000遺体』
というヘッドラインが目に付くが、クリックして全文を読む気はしない。
気が狂いそうだ。

マスゴミの中には東京電力の対応が二転三転した、と批判している人がいる
が自分はとてもそんな気になれない。ぎりぎりの状況でベストを尽くして
いると思う。こんな状況で手を抜いている人がいるとはとても思えない。
爆弾の中心のようなとこでミスの許されない作業を長時間、続けることが
どれだけ精神的にすり減るか想像できないのだろうか。
実際、ケガ人も出ているし、本当に体を張っていると思う。

Jリーグも3月の試合は全て中止になった。今は勝った、負けたと一喜一憂
する気にはとてもなれないので当然だろう。海外でプレーしている日本人
選手のメッセージやクラブ、例えばリバプールのYou'll Never Walk Alone.
を読むと少しだけほっとした気分になります。

落ち込んだ日本の空気をチアアップするためにプロスポーツの力が必要な
ときがくるはず。今はこれ以上、悪いニュースが増えないのを祈るばかりだ。

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