2011年3月14日月曜日

月曜日

東京電力による計画停電のため、小田急線は新宿〜経堂しか動いていない。
通常通り、仕事に向かうのは難しい状況だ。
もちろん、こんな悩みは東北の方に比べれば大したことはないのだが。

広域の大津波とか、原発の事故、電車が動かない・・など現実離れしすぎ
て未だにこれが現実だ、と認めたくない自分がいる。

先日、マン喫で読んだ『GANTZ』や『進撃の巨人』みたいなマンガの
世界のようだ。

寝て起きたら金曜日の朝の状況に戻ってて欲しい、と思う。

地震に襲われた後、
神田から虎ノ門まで歩きながら、自分がいかに無力か思い知らされた。

冬山のような厳しい環境でも、自分の性能が落ちないのは、
事前に情報(ガイドブック、地図)を集め、その環境で生きていける
だけのシステム(防寒性の高い衣類、テント、シュラフ、燃料、食料)
を持っているからだ。

何の予告もなく交通が麻痺した東京の真ん中でスーツ、革靴、コート
なし、鞄の中は打ち合わせのための資料しかなかった自分は”生きて
帰れるのか”本当に怖かった。気温が低く寒いし、雨も降ってくるし・・

機能が停止した東京はある意味、一番厳しい環境なのかもしれない。

本当に早く日常に戻ることを願う。

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