2011年1月21日金曜日

PEAKS 2011年2月号



最近、注目している雑誌がある。PEAKSである。
創刊されてこの号で15号目である。当初はどうせ、すぐに休刊(廃刊)
になるんだろうな、と思っていたが、続いているのである。

以前は『山道具』のインプレッション雑誌という存在であったが、
最近は企画が充実してきている。ターゲットは、これから山に登って
みよう、という人たちなのだが、『山の旅メシ』やギア・メーカーに
ついての記事(今月はモンベル、今までスノーピークやORが取り上げ
られている。)、シェルパ斉藤の山小屋についての記事はは毎月チェック
してしまう。

また、業界人へのインタビューが毎月一人づつあるが、最近は
坂下 直枝(ロストアロー代表)
鈴木 みき(イラストレーター)
横山 勝丘(アルパインクライマー)
と脈絡はないものの、コアな面子が出ている。


完全に窮地を脱出したときに感じる『俺は生きているんだ』という実感
ほど強烈なものはありません。・・・ただ、それを求めて山に登るかと
いえば、そんなことはない。(坂下 直枝)

(アラスカで友人2名が遭難して帰ってこなかったので)
『人はいつ死ぬか分からない』やりたいと思ったことは、やりたいと思
ったときにやらなきゃと考えた(横山 勝丘)

など、読ませる良い記事になっています。

山○渓谷を超える雑誌になることを期待します。


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