2011年1月11日火曜日

『残された山靴』--佐瀬 稔--




帯にある『志半ばで山に逝った登山家8人の最期』とある通り、
佐瀬 稔(故人)が近代・日本登山界のレジェンド(長谷川恒男、
森田  勝、小西 政継etc・・)の”最期”について書いた本。

レジェンド達の関係や当時の業界内での立場がコンパクトに
まとめられています。エベレスト(8,000m over)で長谷川恒男が
隊の仲間を助けにいくシーンは超人的です。それがきっかけで
長谷川は単独登攀に傾斜していくらしいのですが・・・


へえーと思ったのは長谷川昌美さんのあとがきでした。
長谷川恒男がウルタルⅡ峰で亡くなったのが10月10日
→だからハセツネも10月10日前後の休日。

2011年が20回忌になるのでハセツネの第3関門である御嶽神社
の境内内にモニュメントが建つそうです。

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