2010年2月5日金曜日

(続々々)インドに行った話



お〜い、バナラシはまだあ?夜に電車に乗って朝になったけどまだ、
着かないんですけど!暇つぶしに車内販売のチャイを飲んでみた。
やかんに入ったチャイを土でできたおチョコに入れてくれる。
飲み終わったら、おチョコは窓の外に投げて捨てる。なので線路沿い
は砕けたおチョコでいっぱい(笑)

そんなこんなでバナラシに着いたのは昼過ぎだった。やっぱインドは
広いっすわ

バナラシは宗教的な町でヒンズー教徒なら一度は訪れてみたい所なの
だそうだ。バナラシに着いてからも最初はいいことはなかったのだった。




後だしじゃんけん事件1
ガンジス川でボートに乗った。こっちの岸から乗って向こう岸まで行き 
また戻ってくるというシンプルなもの。川の途中まで来たところで、
元のところに戻りたかったら最初に提示した金額の10倍払えと言う。
あん!?言ってる意味分かんねえととぼけてたらあきらめたのか、
元の所に戻ってくれた。

後だしじゃんけん事件2
ガンジス川沿いにはマッサージ屋さん(じいさんがやってる)が並んで
る。マッサージ好きなのでやってみた。結構、うまかった。しか〜し
ちょっと気持ちよくなってきたところで、もっと続けてほしかったら
最初に提示した金額の10倍払えと言ってきた。冗談じゃありまへんで、
と逃げ出したらじいさん達に大笑いされた。

どっちも、インド人からしたら、あんたら日本人からしたら大した金額
じゃないんだからそれくらい払えやあ、ってことなのかもしんないけど
なんか足元を見られた気がして嫌だった。ここで払ってしまったらどこ
いっても払わなきゃならん気もするし。。

死にたくなかったら金払え事件
ガンジス川沿いをぶらぶらしてたら10歳くらいの男の子が話しかけて
きた。占いをやってみないか、ということらしい。おもしろそうだっ
たので付いていってみた。10分くらい歩いたところで家の中に入り
占い師とご対面。”いかにも”という感じのオヤジだった。オ○ム真理教
の教祖みたいな・・・

(教祖)占いによるとあなたの状況はよくないようです。特にバナラシ
                のXXXという地区には絶対に近づいては行けません。
                死者の埋葬も絶対見てはいけません。
(オレ)なるほど。
(教祖)それからこのままだとあなたは近い将来、死にます。
(オレ)死を避けるためにはどうしたら良いのでしょう?
(教祖)私があなたのために祈ってあげます。だから、追加でお金
             (確か5千円くらい)払いなさい。
(オレ)(死にたくなかったらカネはらえだあ!?んま〜シンプル
お話ですこ・と!!ふざけろ〜と思った。)
祈ってくれるのはありがたいのですが、お金持ってません。
(教祖)そんなはずはない。You are Japanese. So you have money.OK?
(オレ)No, I don't have money.
(教祖)You are・・・・・(Repeat)
ついには教祖が半年後に東京に行くことになっているので教祖が
泊まっているホテルに金を持って行くことで決着した。もちろん
持ってかないが・・


とまあ、とにかくMoney、Money・・・・・だった。

オシオ事件
前回、カルカッタの服屋で”高価な”おみやげを買わされたことは
書いたが、もう一つ買わされたものがあった。仮に『オシオ』と
しておく。バナラシに着いてからもやはり10歳くらいの少年が、
『オシオ?、のりぴ〜?、XXXX?』と言って近づいてくる。
来た!と思った。カルカッタでなぜか買った『オシオ』を逆に売
りたかったんである。今思うと、ほんとにバカな話なのだが、
カルカッタでボラれた損を少しでも回収したいとか考えてたのだ。

その少年に案内させ裏の路地に入りある建物の屋上にその男はいた。
これまた、いかにもって感じの男で、絶対に友達にはなりたくない
タイプの男だった。もうなんかの映画を見てるようで気分が悪くな
り倒れそうだった。

(男)お前か?『オシオ』を売りたいという奴は?物を見せてみろ
なるほど、これは確かに柔らかくていいブツだ。で、いくら
で売りたいのか?
(オレ)XXXXXルピー
(男)とてもそんな値段じゃ買えねーぜ、Japanese
(オレ)じゃあ、もういい!(交渉は決裂だっ!と心の中で言った)

その後、『オシオ』はガンジス川に向かって投げて捨てたのだった。

ハア〜〜〜〜〜 orz

もう日本に帰りたいよーーーえ!?まだ1週間以上もあるの???


NEXT>>>>>>>>>怒濤のバナラシ編2です。

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