2007年8月12日日曜日

北アルプス縦走&沢登りSuppoted by B師匠(2日目)

8/12(日) 山行2日目 奥黒部ヒュッテ〜四の沢上 天候:快晴
 
 5時に起きて6時に出発。山小屋の朝は早い。僕らが出発した時は同じ部屋の人で残ってたのは一人だけだった。B師匠曰く、「今日は最初に東沢に降りれるかどうかが最大のポイント。降りられなかったら、大幅にコース変更になる。」と言われた。道端には鉄砲水で亡くなった方の慰霊碑が。。緊張が高まってくる。しかし、それほど苦労もせずに沢への進入に成功した。
先行したはずパーティは姿が全く見えず、前にも後ろにも人がいない。目の届く範囲には我々4人しかいない。あるのは山と川だけ。う〜ん。贅沢じゃ

 川の水は雪解け水なので本当に冷たい。早い時間に入るとすぐに体が冷える。沢に降りてすぐ、高巻きをしなければならず、今日はロングになりそうだなと覚悟を決めたけど、意外にも高巻きは一回のみ。あっけないぐらい順調に進むことができた。 (このときはそう思った。後で甘かったことに気づく)

 陽が昇ってくると一気に暑くなってくる。暑くなったら川の中に入り、川の水で冷えたら川からあがって体を暖める繰り返しをしながら進む。一度、流されたときのシミュレーション(本当に下流に流れてみた)をやったら本当に怖かった。本当に流されたらパニックになってまず助かりそうもない 。

 12時には予定の半分以上をクリアして余裕でランチタイ〜ム
今回は下山さんが持ってきた、そうめんで”本当の”ながしそうめんをやった。水がちょろちょろ流れている清水を探して上流から本当にそうめんを流した。
北アルプスの天然水でのそうめんはうまかった。ごちそうさまです。

 後は今日のキャンプサイトを探しながら進もうとうB師匠の言葉に余裕じゃ〜んと油断してしまった。午後1時に出発したけど、なかなかいい場所がみつからずもう4時半になってしまった。休みたいな〜と思ってたら和田さんもそう思ってたらしく一休み。ザックをおろして岩の上で休んでたらB師匠が一人で
あちこちを探してきて絶好の場所があったよ〜と戻ってきた。
ありがとうございます。B師匠より30歳若いのにヘロヘロでした。

B師匠が見つけてきたキャンプサイトは川から少し登った丘にあって確かにキャンプするのに絶好の場所だった。しかも、他の誰かがキャンプしていた跡もあった。荷物をおろして着替えると早速、薪集め。かれた小枝から長持ちしそうな木までたくさん集めた。

テントも張って、焚き火もはじめて、川の水でキンキンに冷やしたビールで カンパ〜イ。陽が落ちると今度はすこしづつ星が見えてくる。いつも名古屋のプラネタリウムで見ているものの本物があった。この満点の星空を見るだけでもここに来る価値があると思う。

ディナー担当は私。なんの工夫もないキムチピラフを作った。後日、みんないろいろ工夫してるんだなということを思い知ることになる。 せっかくの星空を見ながら寝ようと外にシュラフを引っ張りだして寝てみたけど、寒くてほとんど眠れなかった。

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