2008年7月11日金曜日

霧が峰ロゲイン 報告

いよいよ待ちに待った霧が峰ロゲインの日がやってきた。
前夜の大雨から一転、強い日差しを感じる1日となった。

<持ち物>(括弧内は実際に摂取した量)
・コンパス
・Citricアミノ2倍以上希釈1リットル(500ml)
・パワージェル2個(1個)
・ソイジョイ1個

<レース>
10分前に地図が渡され戦略を立てる。
ただし地図を見たところで、どれくらいの時間で回れるのか正直よくわからない。

10分間のうちに考えられたことは、
1.せっかく霧が峰に来たことだし、湿原や山に行こう
2.北東の山岳エリアは点数も比較的高く、効率的に取れそうだ
3.八島が原湿原へ向かい、ゼブラ山、北の耳なんて行けたら楽しそう。
4.セオリーにのっとり、近場は時間調整のために残そう。1時間前に平地に戻ることにしよう。
5.あとは進みながらルートを修正しよう
くらいのものである。

スタートの合図と共に、参加者はそれぞれが思い描いたルートをたどるので四方八方散り散りになる。
この自由なスタートが好き♪

自分はまず70→95へと向かう。前日の雨で山道はぬかるみ、シューズは一瞬にして泥だらけ。
83を取り、湿原脇の砂利道を走り44を目指す。ようやく自分のペースと距離感覚がつかめはじめる。
ゼブラ山へのルートはあきらめ、物見岩方面へと進路を変えることにした。
が南東に伸びる山道に気づかず、他の競技者数名とうろうろする。
ここで焦ってしまった。山道を見つけるものの44は捨てる判断をした。
しかし物見岩へと登る途中で、ミスに気が付く。
44をピストンで取らないなら、83の後、92と進めば良かったのだぁぁ。恐らく10分はロスしたことになる。レースをあきらめて観光しようかと気持ちが揺らいだが(はやッ)、ミスを挽回できるのもロゲインの魅力だと思い返す。

93→47(ピストン)→69をとる。
次にぬかるみに脚を取られながら、45を目指したつもりがなかなか現れない。おかしいなと地図を見るために立ち止まる。すると自分を抜いたはずのオリエンティアが戻ってきて、ようやく間違えたことに気づく。あーここでもまたロスだ。

32の上りでやnさんに会う。登りであっという間に差がつく。車山山頂の96をとり34をとりつつ下界へ向かう。その後、79をとってスタート付近へと思ったが、ドライブインに到着して地図を見ると、72→92が取れそうだと判明。危なかった。92手前のロッジでChinatuさん、しもやんに出会う。そういえばあけち君には会わないが膝は大丈夫だろうか。

92から82を目指すが、行きに利用した山道がぬかるんで悪路だったのでロードを進む。
登りはスピードが出ず、たびたび歩いてしまった。
82の先は空気もひんやりし、コケ生す大きな岩がゴロゴロと実に神秘的な景色だった。
「あーここに来るためにがんばったのだわ」と思う。

82を取った時点で残り25分。この後67→46→33と進んだが、常に捨てるか迷いながらだった。
ゴールは制限時間4分前。

(反省)
3時間はあっという間に過ぎる。終盤挽回できたものの1つのミスが大きく響く。
地図読みは得意ではないが、自分なりの戦略をたて、一応なんとかなったので自信につながった。
後半の攻めの気持ちを前半に前倒ししたい。

しかしレース終了後1週間経つが、相変わらず地図を眺めて「自分にとって最適なルートは?」と反省の日々。
これがまたロゲインの魅力なり。

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